「永尾君に振られちゃった・・・」と涙をこぼしたさとみに、そっとハンカチで涙を拭う三上。
「俺がちゃんとあいつに話てやる」と言う三上に、
「こんな時だけ優しくしないで!」とさとみは部屋に入ってしまう。
突然、カンチから友達のままでいようと言われたさとみは困惑して、もう一度カンチと話をしようとする。
しかし、さとみの心を知っているカンチは、「もう、よそう・・・」とあきらめる。
三上の母から預かったものを渡しに三上のマンションを訪ねたさとみは、口紅のついたグラスを目にし、帰ってしまう。
カンチは約束に遅れたお詫びにと、リカと一緒に飲みにでかけた。
その店で長崎といる三上を見つける。気を利かしてカンチと三上を二人にするリカ。
三上はさとみがカンチに振られたと言って泣いていたことを告げると、
「さとみが好きなのはお前だ」と言うカンチ。
「そんなことわかっている・・他の女をきって、さとみの気持ちをうけとめても?」と逆に言われてしまい、
「俺が口出すことじゃない・・」と言い切ってしまう。
「それなら今度会うときはもう、今までの俺じゃない・・」といって席をたつ三上。
さとみの勤める幼稚園に三上が迎えに行き、二人で話をする。
「俺のそばにいてほしい・・」と言う三上に、「自分が好きになっても本当にいいの?」と答えるさとみ。
ポケットから女の電話番号の書かれた手帳をとりだし、燃やす三上に「もう、わかったから・・。」
そして二人は結ばれる。
三上は、カンチに二人の関係を話してしまう。
カンチのことを会社の同僚に噂され怒り、落ち込むリカを力づけようとするカンチ。