三上とさとみのキスを目撃しショックなカンチに、笑顔でキスをして去っていったリカ。
次の日、会社から出てくるカンチに三上は声をかけるが、昨夜のことを気にしているカンチは「お前に用事はない」と言ってしまう。
リカから、昨夜のことを目撃したと聞かされた三上は、リカと一緒にカンチの家へ行き、「いつものことだ」と弁解する。
リカからもらったアイスホッケーのチケットで、さとみとデートするカンチの隣の席にリカが現れる。
3人で食事をすることになり、さとみが席をはずしている時に、リカの不倫のことで無神経なことを言って、リカを怒らせてしまう。
さとみと二人きりになったカンチは、「付き合わないか」と言い出す。
一方、大学を留年しそうな三上に、同じ研究室の長崎がノートを差し出す。
三上はさとみにキスしたことを謝るため電話をするが、途中で切られてしまう。
しかし気になるさとみは、三上に自分から電話を入れるが、そっけない言葉しかかえってこない。
カンチから「付き合ってほしい」と言われたことを話すと、「いいんじゃないか、似合っている」と思わずいってしまう三上。
怒りモードのリカだったが、カンチのため仕事を手伝ってあげ、そのお礼におごってもらう約束をする。
仕事を終え、出ようとするカンチにさとみから電話が入り、返事をするという。
リカのデスクに今日は行けなくなったとメモを残し、さとみのもとへ向かう。
いい感じのふたりだったが、高校時代の思い出を話す中、さとみが机にらくがきされて泣いて帰った次の日、きれいに落書きが消してあったという。それがとてもうれしかったと話すさとみに、カンチは顔を曇らせる。
「それは俺じゃない・・・」
たったひとり三上が放課後残って、さとみの机の落書きを消していた。カンチの言葉に動揺するさとみの心に三上がいることに気づくカンチは、付き合うのはなかったことにする・・と一人で行ってしまう。
カンチと付き合うつもりでいたさとみは、複雑な気持ちで帰ってくるが、そこでさとみを待つ三上の姿があった。
さとみの気持ちを知り、やりきれなく一人飲んでいるところに偶然同僚に出くわし、そこでリカがメモを見てないことに気づく。
急ぎ約束の場所へ向かうが・・
もうすでに4時間も過ぎている店の前で傘をさして待つリカがいた。