【関口さとみ編】第10話「約束」

とうとう永尾完治(カンチ)をモノにした関口さとみ。
「失いたくなかった・・・」というさとみの手を握るカンチ。
「もう関口一人の問題じゃないんだ・・・」
完璧にさとみに洗脳されたカンチだった。

一人部屋で落ち込む赤名リカ。
会社でカンチとあっても無視だ。
カンチもあえてリカに話しかけようとしない。
きっと、さとみにリカと話すなくらい言われたのだろう。

三上健一に呼び出されたカンチ。
三上は、さとみとカンチが付き合うのを阻止するためではなく、単にリカとカンチにはうまくいってもらいたいと言う思いだった。

三上はすでにさとみの洗脳から解かれているのだ。
そんな三上にカンチはリカとの待ち合わせに行かなかった事、さとみがいきなり来た事を話す。
三上と話している最中も、どうやってリカと別れるか・・・そればかり考えていたカンチだった。

さとみは、職場の同僚に
「もう三角関係なんてまっぴらじゃなかったの」
とズバリ言われる。

さとみ+三上+長崎尚子
さとみ+カンチ+リカ

結局、さとみは自分自身が受けた屈辱をリカにも味あわせたのだ。

しかも、この同僚もうまくさとみに使われ、カンチとの仲を取り持とうとした共犯だ。

大学で長崎を見つけ話しかける三上。
自分から部屋に来た長崎なのに、三上に冷たくする。
三上は本気で長崎の事を思っているのに・・・
訳のわからないオンナ長崎だ・・・

リカと偶然会い、飲みに誘う三上。
リカの相談にのりつつ自分の悩みも打ち明ける三上。
片思い同士の会話だった・・・

リカの目を盗み、密かに連絡を取っているさとみとカンチ。
生真面目なカンチはちゃんとリカと別れてからさとみと付き合うつもりだ。
そんなカンチに半分イライラしてるさとみだった。

休日の会社で偶然リカと会うカンチ。
なかなか別れ話を切り出せないカンチ。
会社を飛び出したリカの後を追い、リカの家の前で待ち伏せる。
やっと、別れ話を切り出せたが、きれいごとばかりを並べるカンチに、分かれないと突っぱねるリカ。

家に戻ったところへさとみから電話がかかる。
様子がおかしいカンチに「どうかしたの?」とさとみ。
まるで人ごとのようなさとみだ。
さとみにリカとの出会いから今までの事を話すカンチ。
その話を面倒そうに無言で聞き流すさとみだった。

長崎の結婚式当日、式場に現れる三上。
「好きよ、三上くん・・・」
とやっと本心を言う長崎。
最後まで長崎に振り回された三上だった・・・が・・・

リカがいなくなった・・・
探しまわるカンチだったがどこにもいない。
そんな時、愛媛県へ行きたがっていた事を思い出す。

カンチはわざわざリカを探しに愛媛県へ行く事をさとみに話しに行く。
「どうしても会わなくちゃいけないんだ・・・」
そういうカンチを無言で送るさとみ。
「行かないで」作戦は2回は通用しないと思ったのだろう。

リカと一緒に見た写真の風景を思い出し、懸命に探すカンチ。

あきらめかけていたところへ・・・