NHK連続テレビ小説「エール」のモデルとなった作曲家「古関裕而」さんってどんな人?!

窪田正孝さんが主人公・古山裕一を演じるNHK連続テレビ小説「エール」。
主人公のモデルの作曲家・古関裕而さんの功績を振り返ります。

 

3月30日に放送が始まったNHK連続テレビ小説「エール」。
放送は、NHK総合・月〜土曜の午前8時からなど。

「オリンピック・マーチ」「栄冠は君に輝く」などで知られる、作曲家・古関裕而(こせき ゆうじ)さんをモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描く物語だ。
ドラマの主人公・古山裕一を、窪田正孝さんが演じている。
なお、ドラマに原作本はなく、オリジナル作品だという。

 

主人公のモデルとなった、作曲家の古関裕而さんとはどういう方なのか?
その功績を振り返る。

 

古関さんは1909年、福島県福島市の呉服店の長男として生まれる。
音楽好きの父がかけるレコードを、子どもの頃の古関さんは、絵を描きながら聞いていた。
これが音楽との出会いとなった。
小学生の時にはすでに音楽に夢中で、母が買ってくれた卓上ピアノに向かっていたという。

 

音楽への情熱を持ちながらも、県内の銀行に勤務。
その傍、憧れの作曲家・山田耕筰氏に手紙を書いたことをきっかけに、山田氏の推薦で日本コロムビアに作曲家として入社し、上京することになる。

なお、出身地の福島市には、「福島市 古関裕而記念館」があり、愛用品や楽譜などが展示されている。

 

古関さんはそのキャリアの中で、スポーツ曲や流行歌、放送関連の曲など様々な分野の曲を手がけることになる。
生涯の作曲数は5000曲におよぶとされる。

 

スポーツ関連の曲としては、現在は「六甲おろし」として知られる「大阪タイガースの歌」や、早稲田大学応援歌「紺碧の空」、全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」などが知られる。

そして、1964年の東京五輪のための「オリンピック・マーチ」も手がけた。

 

人々の気持ちに訴える曲の力は、戦争にも利用され、戦時歌謡も手がけた。
一方で戦後には、サトウハチロー作詞「長崎の鐘」や、映画「ひめゆりの塔」の主題歌なども手がけた。

 

NHKラジオドラマ「君の名は」の主題歌の作曲を手がけるなど放送文化にも寄与した。
フジテレビの「オールスター家族対抗歌合戦」に審査委員長として出演し、司会の萩本欽一さんらと共演もしていた。
古関さんは、1989年に亡くなった。

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